アレルギー科

卵アレルギー、早くから食べると発症率低下

卵アレルギー 乳児から少量食べて予防 研究で効果確認 避けるより慣れて じんましんやぜんそく、時には命に関わるショック症状を引き起こす食物アレルギー。 なかでも乳幼児に多い卵アレルギーに悩まされている保護者は多いはずだ。 かつてはアレルギーを引…

卵アレルギー、早くから食べると発症率低下

卵 生後半年から摂取 アレルギー抑制 アトピー性皮膚炎と診断された乳児が生後6カ月から卵を食べ始めると、1歳時点で卵アレルギーになるのを約8割減らせるとの研究結果を国立成育医療研究センターのチームがまとめた。 アレルギーの原因となる食物は早く…

納豆で遅発性アレルギー

納豆で遅発性アレルギー なぜか多い海との接点 発酵食品の納豆は、食べて半日もたってから全身に症状が出る、珍しいアレルギーを起こすことがある。 横浜市立大の猪又直子准教授(皮膚科)は「数は少ないが症状は重い傾向がある。突然原因不明のアレルギー症…

ダニ抽出物を飲む治療「舌下免疫療法」

喘息にも有望…ダニ抽出物を飲む治療「舌下免疫療法」 欧州13カ国の患者800人で検証 最近、アレルギーの新しい治療法として舌下免疫療法が注目されている。 アレルギーの原因となるものを少しずつ飲むことによって体質を徐々に変えていくという治療法だ…

食物アレルギー

自己判断せず、正しい診断を アレルゲンで代表的なものは卵、牛乳、小麦で、小学生以上ではエビなどの甲殻類や果物も多くなる。 また乳幼児期に発症した場合は年を重ねると治る傾向がある。 このような年齢別の特徴を考慮しながら、何を食べて何分後に症状が…

増える果物アレルギー

増える果物アレルギー 花粉症患者、誘発のリスク 加熱で食べられる場合も 果物を口にすると、かゆみなどの違和感を感じる「果物アレルギー」の人がいる。 国民病となった花粉症の患者増で、果物アレルギーの患者も増えているという。 果物アレルギーは、2つ…

食物アレルギー

食物アレルギー、悪化防ぐ物質発見 根本的な治療に期待 http://www.asahi.com/articles/ASH7F5J06H7FULBJ00T.html 食物アレルギーの原因となる細胞が増えるのを抑える物質を、東京大の研究チームがマウスの実験で見つけ、英科学誌ネイチャーコミュニケーショ…

給食アレルギー事故防げ

給食アレルギー事故防げ 配膳に工夫、医師と専用電話 学校の対応指針、国が策定促す 学校給食での食物アレルギー事故を防ぐ取り組みが広がっている。 アレルギーを持つ子供が増え、教職員や保護者らの意識も高まっているが、必ずしも文部科学省のガイドライ…

大人の食物アレルギー増加

大人の食物アレルギー増加 突然発症、治療手探り 乳幼児と異なる原因 特定の食べ物が原因で皮膚や呼吸器などにアレルギー反応が出る「食物アレルギー」を成人になってから発症する人が増えている。 原因となる食品の傾向は乳幼児と異なり、野菜や果物が多い…

花粉症を根治せよ

花粉症を根治せよ 口にポタッ、注射より手軽 新薬開発、粘り強い挑戦 舌の下にぽとぽとと液体を垂らすことで、花粉症の症状をおさえられるという薬「シダトレン」が昨年10月、発売された。 液体の正体は、スギ花粉から抽出したアレルギー物質だ。 これを少…

ピーナツアレルギーの対処法

ピーナツ避けない方がいい? 早期摂取でアレルギー抑制 英研究チーム ・生後5~11カ月からピーナツを含む食品を取り続けた子供は、食べるのを避けていた子供に比べ、5歳の時点でピーナツアレルギーを発症するリスクが70~86%低かったとする疫学研究結果を…

アレルギー、食べて克服

文部科学省の調査で、全国の公立小中高校に通う児童・生徒の約4.5%が食物アレルギーを抱えているとされています。 アレルゲン除去食による対応が一般的ですが、アレルゲンを含んだ食物を少量ずつ食べて耐性をつけようという考え方が出て来ました。 正確に…

進化する花粉症の治療

今年もスギ花粉が大量に飛ぶ季節が近づいてきた。 つらい鼻水や鼻づまり。 花粉症は今や、3人に1人が苦しんでいるという国民病だ。 最近は、眠気などの副作用が少なく、症状ごとに効果的な薬も増えている。 自分に合った治療法を見つけることが大切となる…

かゆみ

かゆみって何? 進むナゾ解明 花粉が飛び交う今の季節、かゆみに悩まされる人も多い。 なんともいえない不快感だが、メカニズムの解明が進んでいる。 一時的にかゆみを忘れさせてくれる「裏技」や、かゆみのタイプ別に対処法も分かってきた。 愛知県岡崎市に…

特発性じんましん

原因探しより抗ヒスタミン剤 じんましんは命にかかわることはまれでも、かゆみと見た目の悪さは気持ちを落ち込ませ、仕事や勉強の能率も落ちてしまう。早く治すにはどうしたらいいのか。 まずは、自分がどのタイプのじんましんか。それをきちんと知ることが…

花粉症対策のウソ

「夜と雨の日は安心」は大間違い 花粉症対策のウソ スギ花粉が飛散するシーズンになった。 ちまたには、様々な花粉症対策や花粉症に効く食べ物などの情報があふれているが、その中には間違った情報や古い情報も少なくない。 花粉症対策のウソとホントにはど…

重症アレルギーに緊急の自己注射

アレルギーでショック症状… 緊急の自己注射で緩和 アレルギーのある食物を食べたり、ハチに刺されたりした時、呼吸困難や意識消失など急激な症状が表れることを「アナフィラキシー」という。 この状態になった場合、緊急に使用して症状の改善を図る自己注射…

ヒスタミンを止めろ

2月20日は、アレルギーの日。 花粉症やぜんそくなど、アレルギー患者は増える一方だ。 症状を引き起こすヒスタミンの働きを止めようと、発症の仕組みの解明が続く。 この分野の研究は日本が大きく貢献しており、症状を抑える新たなターゲットが見つかって…

花粉症、放射性物質の付着も心配

花粉症、今年は放射性物質の付着も心配… 低線量、通常の対策で十分 マスク着用、洗顔はしっかり 今年もスギ花粉症の季節が近づいてきた。 花粉量は平年並みかやや少なめと予想されているが、東京電力福島第1原子力発電所事故の影響で、放射性物質を含む花粉…

金属アレルギー思わぬところで

歯の治療、楽器演奏…金属アレルギー思わぬところで 原因の種類知って回避 肌の調子・汗にも注意 身の回りにはたくさんの種類の金属製品があふれており、金属アレルギーの人は油断ができない。 歯の治療や管楽器を演奏したあとで、アレルギー症状が出る人もい…

アレルギー体質、鼻呼吸で改善

花粉症に強い体に 鼻孔の粘膜や繊毛、細菌を除去 鼻ではなく口で呼吸している人は意外に多い。 口呼吸だと、細菌やウイルスへの抵抗力が弱まり、アトピー性皮膚炎やぜんそく、花粉症などのアレルギー疾患を悪化させると専門家は警告する。 「花粉症シーズン…

大人の食物アレルギー

大人の食物アレルギー… 原因物質 皮膚、粘膜からも 小麦の成分を含んだ洗顔せっけん「茶のしずく」を使っていた人の一部が、小麦の食品を食べてアレルギーを発症したことがわかった。 子どもの食物アレルギーと違い、大人では皮膚から吸収された物質が原因で…

秋の花粉症

花粉症といえば春のスギがまず思い浮かぶが、別の植物の花粉も症状を引き起こす場合がある。 これからは、ブタクサやヨモギといった草花の花粉症シーズン。だれもがいつ発症するかわからないだけに、秋の花粉症についても知っておこう。 (高梨ゆき子) ◇ 「…

花粉症の原因はスギ以外にも

この度の東北地方太平洋沖地震により被災されました方々に、心よりお見舞い申し上げます。 犠牲になられた方々、そしてご遺族の皆様に対し、深くお悔やみを申し上げます。 また、福島第一原発事案(事故)で避難中の方々、そして計画停電中の首都圏の方々に…

目・鼻・耳は正しく洗浄

この度の東北地方太平洋沖地震により被災されました方々に、心よりお見舞い申し上げます。 犠牲になられた方々、そしてご遺族の皆様に対し、深くお悔やみを申し上げます。 また、福島第一原発事案(事故)で避難中の方々、そして計画停電中の首都圏の方々に…

そのくしゃみ、鼻水は?

そのくしゃみ、鼻水は風邪?それとも花粉症? いよいよ花粉症シーズンが到来。 2011年の花粉の飛散量は例年の10倍。 過去最大だった2005年に匹敵するとも言われています。 花粉症の正しい知識をつけ、どのように対策をとればいいのか、今からでも間に合う「…

花粉症のラジオ波治療

インフルエンザがまだまだ流行している中、例年花粉症で悩んでみえる方が来院されるようになりました。 特に昨日は「今朝からどうやらおかしい」と訴えられる患者さんが二人飛び込んでみえました。 この春の花粉飛散量は、昨年の2倍から10倍とも予測されてい…

花粉症の薬は市販薬より処方薬が安い

「関西は10倍飛散」「関東でも7~8倍は飛ぶ」と、ちょっと騒がれ過ぎな感もある2011年春の花粉飛散量予想。もっとも「10倍」というのは飛散量が極めて少なかった2010年と比べた数字であって、ここ10年の平均値と比べると、「2倍程度」だとみている専門家が…

花粉 室内に入れない

服を払う 窓際掃除しっかり 花粉症の人にはつらい季節が迫ってきた。 今年は地域によってスギやヒノキの花粉飛散量が昨春の約10倍になるという予報もある。 外出の時だけでなく、室内での対策を徹底することが予防のために欠かせないと、専門家はアドバイス…

食物アレルギー 食べて治す

アレルギーの原因となる食べ物をあえて食べながら、子どもの食物アレルギーを克服しようとする試みが本格化している。 医療機関ごとにばらばらだった治療の確立を目指し、複数施設の協力による臨床研究も始まった。 ただ、まだ確立した治療法ではなく、リス…