眼科

白内障、手術はいつする

白内障、手術はいつする? 長所・短所見極め選択を 以前は高齢者のためと考えられてきた白内障手術だが、最近は40~50歳代で「より快適な見え方を」と治療に踏み切るケースが増えている。 眼内レンズを用いた技術が進歩し、体への負担も少なくてすむためだ。…

目が真っ赤!

あれ、目が真っ赤! 原因は 出血、「結膜下」1週間ほどで治る 充血、病気のサインに要注意 朝、鏡を見たら目が真っ赤でびっくりした――。 こんな経験を持つ人もいるはずだ。 目が出血したり充血したりする原因はさまざまだ。 しばらく放っておけば自然に治る…

糖尿病網膜症

糖尿病網膜症、失明防げ 全身管理と眼科検査カギ 糖尿病の三大合併症の一つ、糖尿病網膜症は、視覚障害者の失明原因の2位を占める。 近年、硝子体の手術のリスクが大幅に減り、視力がさほど落ちていない人を対象に視力回復を狙って行うことも増えてきた。 …

目が疲れると充血するのはどうして?

目が疲れると充血するのはどうして? 老眼の影響も 白眼が赤くなるのは、多くの場合、結膜充血。 なんらかの原因で結膜の中の血管が太くなった状態です。 この結膜とは、白眼の表面を覆う膜のこと。 まぶたの奥で折り返し、まぶたの裏側につながっている。 …

網膜色素変性

網膜色素変性 視野が欠け、ゆっくり視力低下 この病気は10年単位でゆっくり進行する。 はじめは視力が保たれるため、眼科で検査を受けて初めて目の異常に気付く人が多い。 網膜色素変性は、目に入った光を電気信号に変えて脳に伝える網膜の視細胞の働きが…

涙嚢(るいのう)炎

涙嚢(るいのう)炎 ■理由もなく涙が止まらないときは、涙嚢(るいのう)炎かもしれない。 この涙嚢炎には、まぶたや頬、鼻にかけて痛み、腫れ、赤み、発熱などの症状が出る急性タイプと、目やにもたくさん出る慢性タイプとがある。 ■涙嚢は眼球の内側にある…

飛蚊症、大半は加齢に伴う現象

目の前を蚊や糸くずのようなものがちらつく。 特に白い壁を見たときに気になる。 こんな症状があれば「飛蚊(ひぶん)症」を疑ったほうがよい。 飛蚊症、網膜に傷なら治療 目の前を黒い点がちらちら、大半は加齢に伴う現象 大半は加齢に伴う現象 ・飛蚊症は…

画面から目を守ろう

パソコン、スマートフォン(スマホ)などIT機器の画面をずっと見ていると目が疲れます。 これは体全体にも悪い影響を与えます。 画面から目を守ろう 寝る2時間前、スマホ控えて ためしに、いまから10秒間、目を開けたままでいてみよう。 我慢できず途中…

急な視力低下

朝から何となく目がかすみ、新聞の文字が部分的にゆがんで見える――。 目を酷使したわけでもないのに、突然、視力が落ちることがある。 急に視力が低下するのは、網膜の中で、物を見るための細胞が集中している「黄斑」に水がたまってむくむ「浮腫」や出血が…

まぶしく感じる

目の不調の感じ方はいろいろあります。 「まぶしく見える」のは代表的な自覚症状の一つです。 強い日差しを浴びているわけでもないのに、まぶしさが気になるようなら異常のサインです。 《まぶしく感じる》 白内障・角膜炎・網膜…原因は様々 まぶしさを感じ…

働き盛りに多いドライアイ

働き盛りに多いドライアイ 目薬の使い方に注意 間違うと症状悪化も 働き盛りの世代を中心に眼の疲れや乾きなど「ドライアイ」の症状に悩む人が増えている。日本眼科学会によると、全国の患者は推計約800万人。コンタクトレンズの普及に加え、パソコンや携帯…

白目が突然赤くなる

白目が突然赤くなる 結膜の下で出血、加齢など原因 朝目覚めたら、けがをしたわけでもないのに白目が赤くなっていた――。 突然の症状に驚く人は多いが、そのほとんどが「結膜下出血」と呼ばれる症状だ。 痛みはなく視力の低下にも影響はないため、専門家は「…

眼瞼けいれん

眼瞼けいれん ドライアイと重なる症状 目の乾きやまぶしさなどの日常的な目の不快な症状は、ドライアイのせいだと思っていると、実は思いがけない病気の場合がある。 その一つが「眼瞼(がんけん)けいれん」。 早めに正しく診断を受けることが大切だ。 眼瞼…

ドライアイ 冬は注意

目がしょぼしょぼする。午後になると、見えにくく感じる――。 それは、ドライアイかもしれません。 特に湿度が下がる冬場は、注意が必要です。 涙が目の表面に安定して広がるかが大切。 涙には、水の層、水の蒸発を防ぐ油の層、涙を均一に広げる働きを持つ分…

夏の結膜炎

結膜炎、夏の予防策 朝起きると普段より目やにが多く、まぶたが開きづらい――。 こんな目の症状が見つかったら結膜炎を疑った方がいい。 休日や学校などでプールに入ることが多い夏場はウイルスが活発で、結膜炎に感染しやすい。 放っておくと症状が悪化する…

「白内障」 手術普及、眼内レンズ豊富に

年を重ねていくと老眼だけでなく、様々な目の病気にかかるリスクが高くなります。 視力が落ちたり、視野が狭くなったり、最悪の場合は失明にもつながるだけに、できるだけ早めに治療することが大切です。 病気によっては、視力回復も期待される新薬が登場す…

新点眼薬で差し忘れ防止

中途失明原因1位の緑内障 新点眼薬で差し忘れ防止 今年に入って緑内障の新しい点眼薬が相次いで登場した。 作用の異なる2成分が混ざった配合剤で、「目薬の差し忘れが防げる」と好評だ。緑内障は中途失明の原因1位。自覚しづらいこともあって対応が遅れる…

老眼対策について

40代半ばを過ぎると、老眼の予防や進行防止、さらに緑内障や白内障などの「目の成人病」の発症も気になってきます。 漢方薬やサプリメント(栄養補助食品)など「目にいいこと」をいろいろ試したくなりますが、その効果はどの程度あるのでしょうか。 Q 老眼…

眼底検査で生活習慣病を発見

昨日のブログで、眼底検査が心臓病や脳卒中、認知症の診断の糸口になり得るという話題をとりあげました。 心臓病や脳卒中、認知症・眼底検査で発症予測 http://blogs.yahoo.co.jp/ewsnoopy/archive/2010/9/29 9月26日の日経新聞にも同様の記事が掲載されてい…

心臓病や脳卒中、認知症・眼底検査で発症予測

眼底検査で発症予測 心臓病や脳卒中、認知症も 将来は予防に貢献 失明につながる糖尿病網膜症や緑内障、加齢黄斑変性症など眼病の診断に欠かせない眼底検査。 近年、心筋梗塞や脳卒中などの生活習慣病や認知症の発症予測、予防に役立てようという動きが出て…

加齢黄斑変性症

#新生血管黄斑症、加齢黄斑変性症はどんな病気か 新生血管黄斑症は、脈絡膜から新生血管(正常では存在せず、新たに発生してくる異常な血管)を生じる病気です。 脈絡膜新生血管はほとんどの場合、黄斑部と呼ばれる眼底の中心部で起こります。 新生血管は水…

目やにの種類と原因

目やに(めやに:目脂)は、目からでる分泌物で、俗称は目糞(めくそ、目糞)、目垢(めあか)、医学用語としては眼脂(がんし)と呼ばれてます。 結膜や角膜上皮から分泌されているムチンを主成分とする粘液に、涙、血管から漏れた血液細胞や、まぶたからの…

目やにの種類と原因

#目やにの種類と原因 目やには、原因によって色や様子が違います。 1)目の代謝活動でつくられる目やに 目も身体のほかの部分と同じように代謝をして、古くなった細胞を入れ替えています。 朝起きたとき、目頭や目尻にみられる少量の目やには、正常な代謝…

コンタクトレンズ、ここに注意

新年度が始まりました。これを期に眼鏡からコンタクトに換えてみようとチャレンジされた方も多いのではないでしょうか。 しかし、使い方を一歩間違えば危険が待ち受けています。 コンタクトについては以前に一度だけとりあげました。 最近多いコンタクトのト…

正しい点眼

点眼液の使用法については以前に 「目薬」の正しい使い方 http://blogs.yahoo.co.jp/ewsnoopy/archive/2009/10/28 でもとりあげました。 きょうは、多くの方が行っている、点眼後の目パチパチはダメという面白い記事が目にとまりましたので、とりあげてみま…

黄斑上膜

きょうは「黄斑上膜」という眼科の病気をとりあげてみました。 ’’’どんな病気か’’’ 加齢に伴って起こる特発性と、ほかの眼病に伴って起こる続発性がありますが、ここではより一般的な特発性黄斑上膜(おうはんじょうまく)についてのみ解説します。 黄斑部網膜…

白内障の手術

加齢とともに目がかすんできたり、まぶしく見えるようになってくることがあります。 そんな時に眼科を受診すると、「白内障」と診断される場合があります。 場合によっては、通院開始間もなく手術を勧められる場合もあるでしょうが、目をいじるということは…

結膜下出血

朝起きて洗面所で鏡の自分の顔を見て白目が真っ赤になっていた経験はありませんか。 むしろ人から指摘されて初めて気づくことが多いかも知れません。 自分も会う人もビックリしてしまい体裁も気になってしまい、眼帯やサングラスをしたくなります。 当院にも…

眼瞼下垂

故元韓国大統領が眼瞼下垂の手術をしたことは記憶に新しいところです。 目的が医学的な問題だったのか美容のためだったのかはっきりしません。 当院の患者さんにも、物が見にくいということで大学病院の形成外科を紹介したことがありました。 きょうはこの「…

「目薬」の正しい使い方

きょうは、簡単そうでいて意外と難しい“正しい目薬の取り扱い方”をとりあげました。 意外と難しい!?「目薬」の正しい使い方 知らず知らずのうちに目を酷使している人が多いのではないのでしょうか? そんな時、目薬をさして目をリフレッシュして、新たな仕事…