循環器科

更年期になったら「高血圧」に注意

低血圧だったのに・・・更年期でリスク急増「高血圧」 血管をしなやかに保ち、脂質代謝を整えるなどして病気から女性の体を守ってくれていた女性ホルモン。 それが激減する更年期以降は、血管・血管に関連する病気が急増する。 ホルモンが乱高下する更年期か…

納豆と循環器疾患の死亡リスク

納豆、週1パック 循環器疾患の死亡リスク下がる? 日本の伝統食の1つである納豆を定期的に食べる人は、ほとんど食べない人に比べて循環器疾患で死亡するリスクが25%低いことが、約3万人の日本人を16年間追跡した研究で明らかになった。 納豆を含むさまざ…

50代から一気に増える動脈硬化のリスク

50代から一気に増える動脈硬化のリスク 血管をしなやかに保ち、脂質代謝を整えるなどして病気から女性の体を守ってくれていた女性ホルモン。 それが激減する更年期以降は、血管・血管に関連する病気が急増する。 ホルモンが乱高下する更年期からは血圧も上が…

コレステロールの摂取目標量が撤廃

卵1日1個はウソ? コレステロールの真実 摂取目標量が撤廃されたワケ 健診のなかでも、コレステロール値は引っかかる人が多い項目だ。 ■ コレステロールの目標量がなくなったワケ 「食事摂取基準」というものがある。 これは、日本人が健康を維持・増進する…

家庭測定

血圧高めで気になる人は・・・家庭測定が役に立つ 医学界「診察室より信頼」 脳や心臓の病を予防 高血圧気味の人は、自分で血圧を測ると役に立つ。 こんな認識が医学界で定着しつつあるのをご存じだろうか。 医療機関でプロが測るより、本人が測る方が血圧値…

低血圧、早起きや食事で症状改善

低血圧、あなたのタイプは? 早起きや食事で症状改善 「朝、なかなか目が覚めない」「すぐ疲れて横になりたくなる」「立ち仕事をしていると、めまい、立ちくらみがする」。 特に何か病気があるわけでもないのに、そんな症状が続くのは低血圧のせいかもしれな…

大動脈解離

血管が裂ける大動脈解離 高血圧に忍び寄る危険 生活習慣改善で予防を 大動脈は体の中で最も太い血管で、心臓から送り出された血液はここを通って全身に行き渡る。 この血管が裂けてしまう病気が大動脈解離だ。 発症すると直ちに救急車を呼んでも、病院に運ば…

塩分摂取 1日5グラムが世界基準

1日5グラムが世界基準、日本人まだ塩分取り過ぎ ■人間は塩分摂取量をゼロに近づけるべきなのか 「塩分は控えめに」「塩分の摂りすぎは、高血圧、心臓病や脳卒中の原因」という注意は、常識になってきた。 しかし、具体的には1日どれくらい控えればいいの…

アマニ油

一流アスリートも愛用 アマニ油で「オメガ3脂肪酸」をとる 最近、スーパーマーケットで売られているのをよく見かける「アマニ油」。 アマニ油にどんな効能があるのだろうか。 □ □ かつてのW杯ブラジル世界大会サッカー日本代表は野菜サラダにかけて食べる。…

応急処置(救急蘇生)

応急処置、ためらわない 素早く胸押し、救命率アップ もしも目の前で人が倒れたら・・・。 救急隊の到着までに応急処置ができるかどうかで、救命率は格段に上がる。 最新の応急処置とは・・・。 講習会などで「気道確保」「人工呼吸」「胸を押す(心臓マッサ…

広がる新型ペースメーカー

広がる新型ペースメーカー 拍動を自動検出、除細動器搭載 心不全患者の治療で、心臓の働きを助ける心臓ペースメーカーに、新しいタイプが普及してきている。 左右両方の心室の動きを調節することで、片方だけの従来のタイプより収縮機能を回復させる効果が高…

むくみ対策

むくみ対策 体を動かし、塩分摂りすぎ避ける むくみとは、皮下の細胞と細胞の間に水分が余分にたまった状態のこと。 心臓病や腎臓病、アレルギーなどの病気によるむくみと、健康な人でも起こる生理的なむくみがある。 夕方になると靴下の跡がついたり、靴が…

心臓シート承認

心臓シート承認 再生医療に弾み 迅速な審査 新法で第1号 2015年9月、厚生労働省は患者の太ももの筋肉細胞から作った心臓シートの製造・販売を承認した。 2014年11月に新しい法律が施行されて医薬品や医療機器の製造や販売を承認する仕組みが変わってから、…

家族性の脂質異常に新薬

家族性の脂質異常に新薬 生まれつき高いコレステロールに効果 悪玉のLDLコレステロールが生まれつき多い「家族性高コレステロール血症」という病気がある。 若いうちから動脈硬化が進み、心筋梗塞などの危険性が増す。 今年4月、効果が高い新薬が登場し…

血管年齢を知ろう

血管年齢知って病気の芽を摘む 実年齢より10歳上なら動脈硬化に注意 若く保つ研究も進む 心筋梗塞や脳梗塞など病気のリスクを高めるのが動脈硬化だ。 全身に血液を巡らせる血管は、自分の健康を知るもの差しになる。 加齢などが原因で動脈が硬くなった状態を…

エコノミークラス症候群

エコノミークラス症候群 同じ姿勢・水分不足で血栓 地震などの災害による避難生活で気をつけなければならないのが、いわゆる「エコノミークラス症候群」です。 これは足に血の塊(血栓)ができたり、血栓が肺の血管に詰まったりする病気。 4月の熊本地震で…

心房細動、治療の選択肢広がる

心房細動、治療の選択肢広がる 不整脈の一種、心房細動は、動悸などを感じて生活に支障が出るだけでなく、脳梗塞が起こりやすくなる。近年、心臓の中に入れて治す新しい器具の開発が進み、治療の選択肢が広がっている。 ■冷やして原因の信号を遮断 冷凍アブ…

手術で治る高血圧

高血圧、手術で治る型も 薬の服用から解放 高血圧は運動不足や塩分の多い食事など生活習慣が積み重なって発症する例が多く、主に薬で治療する。 ただ、中にはホルモンの分泌異常などで起こるタイプの高血圧もある。 手術など適切な治療で改善するので、詳し…

足の血栓、長い目で用心を

足の血栓、長い目で用心を 避難所・車中泊で相次ぐ 熊本地震では、避難所や車中泊の生活で、「エコノミークラス症候群」(肺塞栓症など)の患者が相次いでいる。 重症化を防ぐには足の静脈にできた血栓の早期発見が大切だ。 長期的にもフォローが必要になる…

コレステロール、好きなだけOKではない

コレステロール、好きなだけOK じゃありません 今日ご紹介するのは東邦大学・村上義孝教授が書かれた「コレステロールと食事」のお話です。 http://www.asahi.com/articles/SDI201603312817.html?iref=com_apitop 上限値がなくなったということは、コレス…

血管が硬くなる

血管が硬くなる 心血管病 高まる発症リスク 若い時にはしなやかな血管が、年齢を重ねるとともに硬くなる。 同じ年齢の人でも、血管の硬さに個人差は出てくる。 硬くなった人は脳卒中などのリスクが大幅に増えるという調査結果がある。 調べたのは、心臓の拍…

塩分の取りすぎ

塩分取り過ぎに要注意 食事で塩分を取りすぎると高血圧になり、さらに症状が悪化すると、動脈硬化で脳卒中や心筋梗塞などの深刻な病気を引き起こす。 塩分を減らすことが重要と言われるが、塩分の多い食事に慣れている人にとっては難しい。 海に囲まれた日本…

食塩を上手に控えよう

食塩おいしく控えよう かしこく減塩 食事は心身を支える生活の基本。 長く健康に過ごすためにはどのようなことに気をつければいいのだろうか。 ■高血圧を引き起こす要因に 脳卒中や心臓病といった循環器疾患の原因の一つは高血圧だ。 そして、高血圧を引き起…

心拍の揺らぎ

心拍の揺らぎを知ろう 飛ぶ脈・極端に遅い脈は要注意 昼も夜も動き続ける心臓。 生涯の心拍数は20億回にも上るという。 時計のように規則正しいリズムを刻んでいると思うかもしれないが、心拍のリズムは、実は微妙に揺らいでいる。 よく揺らぐのは、むしろ健…

高血圧 徐々に減塩を

塩分の取りすぎ 高血圧の原因 徐々に減塩を 食事で塩分を取りすぎると高血圧になり、さらに症状が悪化すると、動脈硬化で脳卒中や心筋梗塞などの深刻な病気を引き起こす。 塩分を減らすことが重要と言われるが、塩分の多い食事に慣れている人にとっては難し…

背中の痛み

背中の痛み 突然始まったら命に危険も 前触れなく背中の痛みが始まったときは命に関わる場合もあるので覚えておきたい。 大動脈瘤は、いよいよ破裂するというときに背中に痛みを感じる。 多くの場合、突然、5~10センチ四方の範囲が痛みはじめる。 痛むの…

肺塞栓症に2つの新薬

食事制限なし・併用薬の幅広がる 足の静脈にできた血の塊がはがれて肺の血管が詰まり、呼吸困難などを起こす「肺塞栓症」に、昨年から新しい治療薬が登場した。 従来の薬と比べ、食事制限が不要になり、一緒に飲んではいけない薬も減った。 ただ、価格が高く…

大動脈瘤、潜むリスク

自覚症状なく破裂・解離 画像検査で発見も/血管内治療が普及 心臓から全身に血液を送る役割を担う大動脈は、全身の血管の中で最も太い。 この血管に気付かない間にできた瘤(こぶ)が破裂したり、血管が裂けたりすると、高い確率で死に至る。 自覚症状がほ…

寒い冬、血圧が急変

血圧が急変 寒い冬、温度差にご用心 暖房のきいた部屋から寒い戸外や風呂場の脱衣場などに移動すると、血圧が急に上がり、人によっては脳卒中や心筋梗塞を起こす危険も出てくる。 寒いからといって熱い風呂にどっぷりつかれば、今度は温まったことで血圧が急…

心臓弁膜症、手術高齢者にも

心臓弁膜症、手術高齢者にも 体への負担抑える 高齢になるにつれ、健康を維持するのが難しくなる。 高齢者に多い心臓弁膜症と膝関節症では、患者の「生活の質」(QOL)を考慮し、最新の技術や治療法が普及している。 人口の高齢化に伴って、心臓の弁の障…